Aさんの対処法(感覚過敏)

Aさんは、感覚過敏があったので、服のタグも苦手でしたが、手首を締め付けられるのも嫌いでした。なので、真冬でも長そでの先をめくったりしていました。

また、金属の食器の音も苦手だったので、食器は木製のものを使っていました。

大人になると、スーツの袖やネクタイなど窮屈なこともたくさんありましたが、袖をまくる等の工夫で何とかしのいでいました。


また、Aさんは聴覚の過敏もありました。なので、電車内やファミレスなどのざわざわした空間も苦手です。中学校の授業で、ざわざわした中で困っていたのは、この感覚過敏もあると思います。

Aさんは、基本的には集団が苦手なので、人込みはいきませんし、移動も車移動を基本としています。しかし、電車やバスに乗らなけれればならないときなどはイヤホンで音楽を聴くようにしています。これは、音楽を聴くとリラックスできるという側面と、周りの雑音を消してくれる働きがあります。

なので、デパートやスーパーなどの買い物などでもイヤホンで音楽を聴いています。そして、レジの会計など人と話すときだけ、外すようにしています。これで、少しでもストレスなく生活できるような対応策の一つです。

最近は、スマホなどで音楽を聴く人が増えているので、違和感なく移動も人並みにできるようになりましたが、スマホとイヤホンはAさんにとっては必要不可欠なアイテムです。

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